2013年05月09日
オレンジの花 ネロリ☆ 〜後編〜
さて、三ヶ日のみかんの木から摂れたお花を家に持ち帰りました。
とにかく大量に頂いてきまして
その量はざっと新聞紙見開き10枚分〜
ありがとうございます
家の中にお花を広げると、部屋中が忽ちネロリの香りに
早くこの香りを採取しなければ・・・・
そして、開花しているものだけを取り出す作業を一人黙々と
続ける事3時間・・・
思ったより時間がかかるっっっ
ネロリの精油が5mlで1万円以上するのは
当然の事だと身を以て感じました・・・・・
挫けそうになりながら、やっと採取したのが
こちら
えっ・・・これだけ?!・・・
花びらがとれてしまっていたものが6割
つぼみで香りがあまりしないものが2割
残りの2割が今回採取したものです
ネロリを奇麗に積むのはそれほど難しいのです
熟練の職人さんの手でないとお花を奇麗に摘めない理由も
よく解りました
開花したお花の香立ちも素晴らしいですが、
つぼみからも 満開の花とは また違ったエネルギッシュな香りがしたので
このように 分けて保存
その後 3つの瓶はオイルやアルコールで漬けました。
いったいどうなるのかは・・・3ヶ月後のお楽しみですっ
ところで、オレンジの花がどのようにみかんになるのか?!!
みなさんご存知ですか?
これをご覧ください
お花が徐々にみかんに近づいていくのが解りますか??
一番右の青くて小さなみかんからは、ネロリとは違った
プチグレン(みかんの葉)の様な渋くて青い香りがします。
ネロリのお花も満開のお花からは、少しプチグレンの様な香りが
するのですが それはお花の中ですでにみかんの小さな実が育っている
証拠なのですね〜
香りの成分でいうと、満開のネロリは酢酸リナリルという成分が
多くなってくるのですが、酢酸リナリルは鎮静作用や神経バランスの
回復作用がありストレスによる胃腸の不調や自律神経を整えてくれます。
忙しくてなかなか一息つけない方にオススメの香りです
私たちの”食”と同様に自然のめぐみを丸ごと頂く事は
生命にとってのエネルギーになるんだと感じた一日でした〜
今回 浸け込んだネロリの行方は、また報告させて頂きます
Posted by AC at 23:00│Comments(0)
│Aroma
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